スポーツベットは、誰でも気軽にスポーツに賭けを行い楽しむことができます。

またベットを行う理由は、そのチームを応援したいから、好きな選手だから、儲けたいからなど様々ですが、中にはとんでもない理由でベットを行う方もいらっしゃいます。

ここでは、そんな奇想天外なベットをご紹介していきます。

もはや投資？10年越しのベットで約2,500万円を獲得！

スポーツベットといえば、その試合やそのレース、またはその大会中の結果に賭けるのが一般的です。

しかし、イギリスのピーターバラに住むリチャード・ホプキンスは、まったく違うベットを行いました。

現在では、F1でスーパーエースに君臨しているルイス・ハミルトンですが、リチャードはこのハミルトンが13歳の時に「ハミルトンは23歳までにフォーミュラ1グランプリと世界選手権の両方で優勝する」と確信し、その将来性にベットを行いました。

ちなみに、リチャードがハミルトンにベットしようと思ったきっかけは、息子とゴーカートのレース中、偶然ハミルトンを目にし、その才能にほれ込んだからとのこと。

リチャードは、23歳までにグランプリで優勝するというオッズに200ポンド（約3万円）を、そして、25歳までに世界選手権で優勝するというオッズにも100ポンド（約1万5千円）を賭けました。

すると、ハミルトンはめきめきと頭角を現し、23歳の時F1世界選手権にて初優勝を飾った瞬間リチャードの全ての賭けの勝利が確定しました。

その勝利金は、なんと165,000ポンド（約2,500万円）にものぼり、10年越しのベットが見事実ったのです。

約75円が約1億５千万円に化けたスポーツベット

イングランド北部、ヨークシャー出身のフレッド・クラッグスという男性がいました。

2008年、フレッドは60歳の誕生日を迎え、この日誕生日ということもあり、縁起の良いスポーツベットを行いました。

それは、競馬で8馬のアキュムレーターベット（全ての結果が当たらないと配当が出ない）を行い、馬の成績や血統で決めるのではなく、「Dream Come True／夢が叶う」「Isn’t That Lucky／幸運でしょ」「Racer Forever／レーサーは永遠に」などというように、縁起の良い名前の馬だけ購入するというのも。

素人目で見ても、当たるはずのないベットということが伺えます。

しかし、このベットがどんどん嘘のように的中し、ついには8頭すべてが1着でゴールしたのでした。

そのオッズは、なんと200万倍！

ベットしたのはわずか50ペンス（約75円）でしたが、その50ペンス（約75円）が数時間で100万ポンド（約1億５千万）になって返ってきたのでした。

まさに最高の誕生日プレゼント。

スポーツベットはこのように、少額でも一攫千金を狙える夢があります。